科学的って何? 永松学長のお話から…
私の卒業したハーネマンアカデミーの永松昌泰学長のお話から。
自分なりに咀嚼し、綴ってみました。
家族にもホメオパシーを理解してもらいたい、でも特に男性にはそれがすんなりと受け入れられない…と聞きます。
そうですよね。
科学的に証明出来ているものこそ、信頼がおける。
科学的に証明出来ないものは、あやしい。
そんな妄想の中に、私達は閉じ込められてしまったから。
その殻を少しノックしたり、少し破ったり、出来るかな?
皆さまに共有します。
ホメオパシーは科学的ではないと言われたりします。では、科学的って何でしょうか?
科学は、単に目に見えることからしか始められなかったのです。目に見える物理現象。物が落ちる、物を押す力の大きさ、などなど・・。心の大きさを計るとか、人の悲しみの大きさを計測するとか、大事な人が亡くなった時の悲しみと、玉ねぎを切って流れる涙と、悔し泣き、うれし泣き、それらの涙の質の違いや、測定・・・そういうよく分からないものを測定・証明することから始まったのではないということ。
目に見える分かりやすいことからしか始められなかったのが科学なのに、それなりのこと、結構分かったことがたくさんあるので、だから今は立ち位置が逆転して、科学的であることが重要視される、そういう状況が作られました。
科学的ではないからダメとか、科学的に証明できるものがすべてだと言ってしまうのは、とても大きなことを見落としてしまうことになります。
この世界、宇宙、まだまだ分からないことの方がはるかに大きいのです。真の科学者であれば、分からないことだらけの現実に直面していることでしょう。そして謙虚に、それと向き合っているのだと思います。
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