ホメオパシーで目指している世界観
講座を受けていただくと、それぞれに色々な印象を持たれることと思います。そしてそれは一人一人が違います。
これがホメオパシーで大切にみていく「個別性」ということです。
今まで何を考えて生きて来られたのか、どうしても許せなかったこと、好きなこと、嫌いなこと、ホメオパシーの何に興味を抱いたのか、その方一人一人の感受性がどこにあったのか様々なことがその違いを生み出しますね。
セルフケア講座では、レメディの使い方という、いわゆる「やり方」も含めてお伝えしていきますが。そこに染み渡るホメオパシーの「考え方」、そしてそれを行う「自分の在り方
」これらが一つのものとして統合されていくことを目指していきます。
最終的に私が目指しているのはレメディが「いらなくなる」世界です。
すべてが自分の中にあったのだという大きな氣づきが一人一人の中に起こり、それぞれが自分で自分を癒せるようになること。そしてそれが周りへと派生し、「自分と他人」ではなく「自分と他の自分」なのだということを真に理解し、あらゆるもの・動物・鉱物・植物・そして人々の幸せを願う、穏やかに満ち足りた世界です。
そう簡単ではないですね、そうなれない私たち。みんなそういう意味では同じです。一人一人が良くなろう、もっと良くなろうとしている素晴らしい存在です。今よりもっと良くなっていける、そのために解決しなければならないことがあるからこそ、苦しみ・摩擦・葛藤がどうしても起こります。
症状、それ自体が良くなっていこうとしている過程であり、お知らせなのですが、なかなかそうは受け止められていないですよね。
長く同じところに閉じ込められていたり、そこからより良い方向へ進むためにスイッチが必要な時は、レメディ(似たもの)に寄り添ってもらうことがまだ必要なのだと考えています。
では、今日もホメオパシーはこうだ!と決めつけることなく、少しずつ、少しずつ近づいていきましょう。
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